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エピソード1 毎月の家計は赤字。将来も不安。夫婦中は最悪 

子どもが生まれてから、毎日があっという間に過ぎていく。家事に育児に仕事。

夫は、仕事ばかりで、子どものことは自分一人で全てやっている。

将来の子供の学費も心配。

老後のお金も心配。

でも毎月の支払いで貯金する余裕もない。毎日、子供にイライラして、怒鳴ってしまう。

「なぜなにも手伝ってくれないのだろう」

「私ばかりで節約していて馬鹿馬鹿しい」

そのイライラから、夫婦では喧嘩がたえない

毎月クレジットカードの支払いに追われ、口座残高を確かめる日々。

家事、育児、仕事でいっぱいいっぱいだが、毎月の支払いを考えると仕事をやめることもできない。

夫は、何も手伝ってくれない

もう疲れた...

「お小遣い1万円減らしていい?」

「はぁ 毎月あれだけ稼いでいるのに これ以上減らすなんて無駄遣いが多いだよ」

夫は家計のことは何も分からず、状況を把握していない。妻が、どれだけ毎月、毎日お金の心配をし、苦労しているかを分かっていない。

「私なんて、自由に使えるお金なんて1円もないのに」

「じゅあもっと働けばいいだろう」

「じゃあ、子どもの送り迎えを手伝ってよ」「仕事だから無理だよ」

このような喧嘩が日々たえなかった

妻は無料のライフプラン相談窓口に相談し、もしもの備えと将来の子どもの学費として、保険を勧められて、加入した。

しかし、状況は改善されず、さらにそのことで出費がさらにかさみ家計は赤字になってしまった。

さらに、お金の心配をする日々。将来のためとして加入した保険によって、より厳しい状況になってしまった。

そんな中、夫は毎週のように飲み会に行き夜遅く帰ってくる。

「飲み会を少し減らしてくれない」

「毎日仕事してるんだから、たまにはいいだろう」「おれが稼いだ金なんだから別にいいだろう」

「もういい」

妻は、離婚も考えた。ただ、子どものことを考えると離婚はしたくない。

しばらくして、別の相談先にライフプランの相談をした。

その相談先は、以前にしてもらったライフプランとは全く異なるものだった。

「夫婦関係の問題は、どちらが悪いということはなく、どちらも悪くはありません。全てお金と時間の使い方の考え方の違いによるものです。突き詰めれば、お金をどう稼ぎどう使うかがはっきりしていれば、夫婦のけんかはなくなります。」

妻は、夫婦の関係性まで問題視し相談に乗ってくれとは思っておらず驚いた。

そして、妻、夫それぞれ個別に記入するようにと、「将来設計図」というものを記入するように言われた。

これは、将来どのように生活していきたいかという希望を記入するもので、自分の生活スタイルや子どもの将来、夫婦での時間の使い方など、中には、自分の好きな場所、好きなことなど細かく自分の事を書く内容になっていた。

妻も始めは、書く内容が多いなと思っていたが、書いているうちに、自分を見つめ直す機会になった。

そして、希望を書いているうちに将来が少し明るく考えられるようになっていた。

記入ができたものを提出すると、

「実際にゆっくり考えてみないと、本当に自分がどうしたいかはなかなか分からないものですよね」

「この内容を基に、家計の改善と、将来設計を一緒に考えていきましょう」

家計の見直しだけでなく、働き方、子どもの学費、老後のお金、様々な角度からの相談。

そして、何か具体的な商品を勧められることはなかった。

妻に少しずつ変化が見られた。

家計の見直しを行い、毎月の家計が黒字になり、貯金も増えた。すると、気持ちに余裕が生まれた。

「毎日お金の心配をしていることが、こんなにストレスがかかっていたんだ」

気持ちに余裕が生まれたことで、夫にも優しくふるまえるようになり、その影響で夫も以前より優しくなった。

引き続き相談は続けていて、シミュレーションを行う中で、仕事を週3に減らしても問題はないと分かり、仕事の時間を減らした。

時間にゆとりができた。自分一人の時間ができた。

幸せな時間

夫も個別に相談をしていたといいうが、内容は聞いていない...